2010-01-01から1年間の記事一覧

秋葉忠利著書 アメリカ人とのつきあい方 若者の好きな音楽

若者の好きな音楽 私が最初にアメリカに行ったころ高校生の間で人気があったのはエルビ ス・プレスリー、フランキー・アバロン、ファビアン、ニール・セダカ、 ポール・アンカなどで、少したってフラザーズ・フォーなどのフォーク・ ソング、そしてビートル…

秋葉忠利著書 アメリカ人とのつきあい方 映画とポップコーン

映画とポップコーン 私の親友ジョウはバーモント州の小さな大学で教えています。高校生と中学生の二人の女の 子のとてもよい父親ですが、こと映画になると二人にとても甘くなります。未成年に見せて はいけないことになっている「R印」(<R-Rated>Rはrest…

秋葉忠利著書 アメリカ人とのつきあい方 大学入学の準備

大学入学の準備 まず大学に入り、卒業してから自立する人もずいぶんいます。 アメリカの大学へ入るための手続は日本とはかなりちがいます。まず必要な のはSATという試験を受けることです。正式にはScholastic Achievement Testのことで、二つの分野について…

秋葉忠利著書 アメリカ人とのつきあい方 兵役登録 

兵役登録 さて、現在のアメリカには微兵制はもうないのですが、ここでも登録制度は残っていま す。十八歳になると、兵役のための登録をして、万一徴兵する必要が生じた場合、つまり 戦争が起って兵隊が必要になった場合には、すぐ十八歳以上の男性がどこにい…

秋葉忠利著書 アメリカ人とのつきあい方 選挙権と登録制度

選挙権と登録制度 免許証は、試験を受けないともらえませんが、ある年齢に達すると自動的に生じる権利 もあります。お酒やタバコを飲む権利もそうですが、一番大切なのは 選挙権と被選挙権 でしょう。選挙権や飲洒・喫煙の権利は最近、各州とも十八歳で得ら…

秋葉忠利著書 アメリカ人とのつきあい方 自立の証明書

自立の証明書 高校を中退したり、卒業してすぐ仕事に就いて自立する人もたくさんいま す。その場合、手になんらかの技術があれぱ役に立ちます。だからこそ高 校での職業教育が大切になるのです。求人広告を見て、自分のレジメ持参で会社なり雇主 を訪れ、簡…

秋葉忠利著書 アメリカ人とのつきあい方 若者の家出

若者の家出 しかしヽ大学に入る以前に親とのいさかいが原因で、家を飛び出す高校生も、 アメリカにはひじょうに多いのです。親の暴力的な虐待に耐えられずに家出 するケースもあります。貧しさから抜け出したい場合もあります。両親の仲の悪さに耐え られな…

秋葉忠利著書 アメリカ人とのつきあい方 夏休みのキャンプ

夏休みのキャンプ 夏休みのあいだ学校はなくなりますが、親はずっと仕事のあるのが普通ですか ら忙しさは変りません。けれども、一週間か二週間、親のほうも休みを取って子どもとい っしょに旅行するというのが典型的なアメリカ人の夏休みの過し方 です。残…

秋葉忠利著書 アメリカ人とのつきあい方 仕事探し

仕事探し夏休みや冬休み−とくに夏休みが多いのですが−には、高校生のためにいろいろなアルバイトがあります。たとえばマクドナルド・ハンバーガーのようなレストランでのウエーターやウエートレスといった仕事がありますし、一般の企業や官庁などでの書類の…

秋葉忠利著書  身近なアルバイト

アメリカ人とのつきあい方 4章 若者の自立 身近なアルバイト しかし、自立のためにより本質的なのは、自分で働いてお金を得ることです。そして、アメリカの子どもたちにとっても、いちばん身近な仕事は、家事の手伝いです。現に、アメリカの小学生のほとん…

秋葉忠利著書  自立の歩み

アメリカ人とのつきあい方 4章 若者の自立 自立の歩み 高校時代一年間のアメリカ生活で淋しかったことは、その間一度もトンボの姿を見なかったことです。その後、大人になってからは、あちこちでトンボを見かけるようになり、アメリカのトンボの種類もわか…

秋葉忠利著書  独立記念日・レーバー・デー

アメリカ人とのつきあい方 3章 アメリカの年中行事 独立記念日・レーバー・デー 本格的な夏になると、七月四日がアメリカの独立記念日です。クリスマスがアメリカの宗教を象徴する冬のお祭だとすると、独立記念日はアメリカの政治を代表する夏の祝日です。 …

秋葉忠利著書  メモリアル・デー

アメリカ人とのつきあい方 3章 アメリカの年中行事 メモリアル・デー アメリカで夏を予告する休日はメモリアル・デー(戦没将兵記念日)です。もともとは五月三〇日だったのですが、最近は五月の第三月曜日を休みにする州が多くなっています。南北戦争中に…

秋葉忠利著書  聖パトリック祭・復活祭

アメリカ人とのつきあい方 3章 アメリカの年中行事 聖パトリック祭・復活祭三月一七日は聖パトリック祭で、アイルランド人の守護聖人である聖パトリックの日です。アイルランド系アメリカ人はこの日、アイルランドを象徴する緑色の衣服を着ます。アイルラン…

秋葉市長オバマ大統領に広島訪問を要請

広島に行きたい=ホワイトハウスで秋葉市長に−オバマ大統領1月22日8時32分配信 時事通信 【ワシントン時事】米首都ワシントンを訪問中の広島市の秋葉忠利市長は21日、全米市長会議のメンバーと共にホワイトハウスを訪れ、オバマ大統領と面会した。面会後に記…

秋葉忠利著書  祝日になった誕生日

アメリカ人とのつきあい方 3章 アメリカの年中行事 祝日になった誕生日 一月十五目はマルチン・ルーサー・キング師の誕生日です。これは一九八六年にはじめて休日になりました。公民権運動の中心となったキング氏を記念し、黒人やその他の少数派の人々の地…

秋葉忠利著書  ニューイヤー

アメリカ人とのつきあい方 3章 アメリカの年中行事 ニューイヤー 一月一日は休日ですが、とくにこれといったお祝いはしません。ゆっくりと新年の決意を新たにしたり、人によっては寝正月として過し、二日からはふつうの生活に戻ります。 にぎやかなのは大晦…

秋葉忠利著書  クリスマス 

アメリカ人とのつきあい方 3章 アメリカの年中行事 クリスマス デパートやその他の商店は、サンクスギビングが終るとすぐに、クリスマスの飾りつけをします。クリスマス・ツリーを中心にしたデザインで、色はクリスマスを象徴する赤と緑が中心です。豆電球…

秋葉忠利著書  感謝祭

アメリカ人とのつきあい方 3章 アメリカの年中行事 感謝祭 十一月の第四木曜日、日本だと勤労感謝の日のころですが、感謝祭Thanksgiving Dayがあります。ふつう、一六二〇年にメイフラワー号でプリマスに着いた清教徒たちが困難なひと冬を過した後、インデ…

秋葉忠利著書  ベテランズ・デー

アメリカ人とのつきあい方 3章 アメリカの年中行事 ベテランズ・デー 十一月十一日にはベテランズ・デーのパレードがありました。兵隊さんたちが中心のパレードでしたが、それはこの日が、復員軍人記念日だからです(復員兵のことを英語でveteranといいます…

秋葉忠利著書  ハロウィーン

アメリカ人とのつきあい方 3章 アメリカの年中行事 ハロウィーン 子どもたちにとって楽しみなのは、ハロウィーンです。十月末にカボチャをくりぬいて、人の顔の形をした提灯を作ります。そして骸骨や幽霊の人形などといっしょに窓に飾りつけるのです。こう…

秋葉忠利著書  コロンブス記念日

アメリカ人とのつきあい方 3章 アメリカの年中行事 コロンブス記念日 アメリカで最初に見たパレードは十月十二日、コロンブス記念日のパレードでした。アメリカ大陸を 発見したコロンブスが一四九二年十月十二日、サンーサルバドル島に上隆した日を記念する…